Tombóla!

アイスランド在住16年目。透明の街レイキャヴィクから見える世界。

自己紹介

地球の北のほう、

北欧の離れ小島アイスランドの首都

レイキャヴィクに住んでいます。

 

中心部からすぐの西まちに11歳の娘とふたりぐらし。

家を出ると海が見え、リビングルームにはヤシの木があります。

 

 

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(レイキャヴィクを抜けた半島の先端、灯台Gróttaグロッタにて。風に舞う娘。イースターの頃。) 

 

 

ダウンタウンの小さなレストラン/カフェの

CEO兼マネージャーをしていましたが

春先にバーンアウト。。

数ヶ月の長いお休みを頂いて

次の冒険に向けて充電中です。

今までお仕事にばかり時間やエネルギーを注いで

なかなかできなかったことに

英気を養うべく専念。

 

旅行や、お芝居、デザイン、ファッション、音楽などの

ショーやイベントに顔を出したり、

大自然を堪能したり、

娘と遊んだり、悪友と遊んだり、デートしたり、

インスピレーションや栄養を吸収しまくっています。

そして、何よりも、いっぱい眠っていっぱい食べて! 

生きている幸せを思い出しております。

 

ありがたい。

 

危険サインを出してくれた体に感謝。

そして私の休養を保障してくれる国のシステムと労働組合に感謝。

理解と愛情を示してくれた同僚と会社にも感謝。

 

 

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(5月の初めに釣り旅行に行った時の釣り場。海と川の間。私は借りた釣竿を真似して振り回したり、石を拾ったりしてました。) 

 

 

それから、趣味では かなり真剣に散歩しています。

セラピーで、外を必ず散歩するように言われてもいるのですが

頭が空っぽにになって、空とか海が話しかけてくるまで

真剣に歩いてます。

もともと海や潮風が苦手だった私。

空気がきれいな春〜初夏の散歩道を歩いているうちに、海と和解しました。笑

(それでも冬は潮がぶっとんでくる乱暴な天気は苦手。。)

海の景色がいつもなんとなく怖かったのだけど、

気付けば大好きに。。

 

歩く場所が街に変わっても

首都とはいえレイキャヴィク中心部は、規模でいうと小さな漁村。

必ず友達や知り合いに会うし、

いつも 嬉しい人や会う必要のある人にばったり会えるので健康です。

 

 

それから、アイスランドの伝統衣装の作り方を習う学校にも通っています。

3年間のコースで、本来ならば

まさに今月卒業する予定でしたが

忙しさと面倒くささで 数回長いブランクが空いてしまい

授業はほぼ全て出たものの作業が追いつかず

(でもお休みに入ってからかなり遅れを取り戻しつつ)

これからの目標は 来年度卒業!

 

手仕事の大半はエンブロイダリーで、

縫製も18世紀そのままのメソッドに則って

全ての工程が手縫い。

とにかく時間がかかります。

(衣装のお話は またいずれ。)

とにかくやれば終わるのものなので、やります。

あの衣装に袖を通すのを夢見て! 

そして、衣装ができたら色々やりたいアイデアがあるのです。。

 

 

うふふ。

 

 

 

まとまらない自己紹介、おわり。

 

トンボラ開店!

はじめまして。

 

Tombólaとは、アイスランドの小学生が、商店の店先や街角で ブランケットをひろげて使わなくなったおもちゃや日用雑貨を売るミニマーケットのこと。

アイテム毎の値段は、50円だったり、300円だったり。

多くの子供たちは何人かで集まって小銭を稼いで、チャリティーに寄付をしたり 時にはお目当てのキャンディーを買ったりします。

どこの団体に、どういう趣旨で寄付するのか情熱的にボードに書くと、通りすがりの大人が1000円単位で寄付してくれることもあり、数時間のトンボラで数万円集まることも。

まとめて赤十字やユニセフに持って行くと、ノベルティーや お礼の映画のチケットをもらえたり、団体のロゴの前で撮った写真を新聞に載せてもらえたりするので、子供たちは誇らしげ。実際に困っている人を助けることができるので素敵な文化だと思う。

そして何より、ちょっと自分には子供っぽくなったおもちゃを売りに出している子供達の姿はカラフルでとってもかわいい。。。

 

 

そんな感じで、おとなの私が、今となっては当たり前に思える環境や人生観が世界の他の誰かには新鮮で面白いかもしれない、それに他の誰かのそれも覗いてみたい、と思い、書き留めて 使い慣れたお気に入りのブランケットの上にちょっとずつ置いていくことにしました。

どうぞ手にとって眺めてみてください。

 

そして、忘れつつある日本語で、苦手な文章を書くこと

写真を練習すること(2年も写真を学んだくせに!)

このふたつは、自分へのチャレンジでもあります。ドキドキするー。

 

 

 

本家Tombólaの写真、次に街角で出くわしたらアップしたいと思います。